香川県内を代表するナシの産地の観音寺市で、早生(わせ)の人気品種「幸水」の収穫が本格化している。今年は4、5月に降水量が多く、7月以降に日照に恵まれたことから、甘みが非常に強く、高品質のナシが育っている。4日には直売所が同市豊浜町の県農協和田支店敷地内にオープンする。


旬を迎えた「幸水」の収穫作業に精を出す小博さん=香川県観音寺市豊浜町

旬を迎えた「幸水」の収穫作業に精を出す小博さん=香川県観音寺市豊浜町


 同市の豊南地区のナシは「ホウナンの梨」のブランドで知られる。今年は36軒の農家が約24ヘクタールで主に5品種を栽培。樹上で完熟状態にして収穫するのが特徴で、甘みが強く、深い味を楽しめるという。主力の「幸水」の出荷は県農協和田集荷場で2日にスタート。今月後半から「豊水」「二十世紀」、続いて「あきづき」へとメインの品種が替わる。
 県農協の豊南地区梨部会副部会長の小博安雄さん(63)は約90アールでナシを栽培。「甘く、みずみずしいナシができている。十分に味わってもらえたら」とアピールしている。
 ホウナンの梨は県外には出荷しておらず、直売所での販売が大半。贈答用の箱詰め、手軽な袋詰めの商品をサイズごとに売り出す。
 営業時間は午前9時~午後4時半で、午前中に売り切れる場合も。地方発送も受け付ける。9月20日ごろまで無休で開設。ナシの果汁入りのソフトクリーム、シャーベット(各300円)を期間限定で販売し、人気を呼んでおり、ソフトクリームは昨年に4万個超を売り上げた。

(四国新聞・2023/08/04掲載)



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