モコモコとした愛らしい姿が人気の1年草「コキア」のライトアップが5日夜から、香川県仲多度郡まんのう町吉野の国営讃岐まんのう公園で始まる。ほのかなオレンジ色で癒やしの風景を醸し出すとともに、今年は青色で幻想的な星空も演出。見る方向によって、全く違った楽しみ方ができる。点灯は13日までの午後7時から同9時まで。


幻想的にライトアップされたコキア=まんのう町吉野、国営讃岐まんのう公園


 コキアは、園内北部の「花巡りの丘」で約6千本を栽培。3日夜には試験点灯があり、オレンジや青、白の発光ダイオード(LED)電球など約3万5千個を使って、70センチほどに育ったコキアや園路を照らし出した。丘の上側からはコキアの陰影が浮かび上がり、下側からはきらめく星空のような光景が広がる。
 6日午後7時から和太鼓演奏、11日午後6時半から讃岐獅子舞の披露があるほか、6、13日の午後5時から同7時までは和の灯(あか)りづくり体験(参加費500円)を実施する。
 最終入園時間は午後8時半で、同6時以降は北口のみ開放(西口は閉鎖)。問い合わせは国営讃岐まんのう公園、電話0877-79-1700。

(四国新聞・2023/08/05掲載)



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