金刀比羅宮(香川県仲多度郡琴平町、琴陵泰裕宮司)とANAグループが共同で御朱印帳を制作し販売している。海の神様として知られる同宮と空の運航を担うANAが、旅の安全祈願を共通項にコラボした。犬が代理で参拝する「こんぴら狗(いぬ)」などを描いた、かわいらしいデザインとなっている。


金刀比羅宮とANAのコラボ御朱印帳。左が金刀比羅宮版


 ANAは2021年から、全国の神社仏閣とのコラボ御朱印帳を制作しており、今回が第5弾。香川県関係では総本山善通寺(善通寺市)に続き2カ所目で7月31日に販売を開始した。
 御朱印帳は金刀比羅宮版とANA版の2種類あり、縦18センチ横12センチ、48面で押印できる。代参犬のほか本宮や大門、奥社、航空機などをデザイン。金刀比羅宮版は代参犬が到着した場面を、ANA版は参拝を終えて帰路に就く場面をイメージした。表紙と裏表紙には合板を使い、レーザーカットで海の波と石段を表現している。
 金刀比羅宮版は1冊3千円(季節の御朱印紙1点付き)で、境内の御守札授与所か公式サイトで取り扱う。ANA版は3300円で、高松空港売店やANA通販サイトなどで購入できる。

(四国新聞・2023/08/22掲載)



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