四国水族館(香川県綾歌郡宇多津町浜一番丁)は、館内で飼育しているケープペンギンの羽根を利用したオリジナルキーホルダーを初めて製作。羽が生え替わる「換羽期(かんうき)」だけの特別な記念品として注目を集めている。


館内で飼育するケープペンギンの羽根を利用したキーホルダー


 ケープペンギンの羽は毎年5~9月ごろ、水はじきが悪くなった古い羽から新しいものへと生え替わる。今回、同館で飼育する22匹から抜けた羽根を採取。状態の良いものを選び、キーホルダーにした。
 キーホルダーはアクリル製で全長3センチほど。今季は1200個を用意し、館内ミュージアムショップで販売している。価格は1個660円で、1人4個まで購入できる。
 同館は「生え替わりが終わって新しい羽になっているペンギンもおり、今しか見られない変化にも注目してほしい」と呼びかけている。

(四国新聞・2023/09/08掲載)


四国水族館



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