デジタル技術×書道 空海生誕1250年でアートイベント 善通寺・五智院、あすから
デジタル技術と書道を融合したアートイベント「光と墨で描くKukai Universe(空海ユニバース)」が30日と10月1日、香川県善通寺市善通寺町の五智院(安藤誠啓院代)で開かれる。風情ある寺を舞台に、プロジェクションマッピングなどが繰り広げられる。
弘法大師空海の誕生1250年に合わせて、システム開発会社「アイピーシステム」(岡山市)が初めて企画した。
メインは30日午後7時からのライブパフォーマンスで、書家・郷祥さん(高松市)の揮ごうとプロジェクションマッピングが合体する。観覧には人数制限があり、同3時から本部で整理券を配布する。
30日午後3時~同9時と10月1日午前10時~午後4時には、空海の一代記を描いたプロジェクションマッピングを上映するほか、拡張現実(AR)を利用した謎解きゲーム、スマートフォン用のオリジナルフォトフレーム提供、投影を通じて行うおみくじなどが体験できる。マルシェも開催し、2日間で延べ約20店が出店する。
デジタルイベントは全て参加無料。問い合わせは平日午前9時~午後6時、同社の加藤さん086-805-0678。
(四国新聞・2023/09/29掲載)