香川県内の中小企業が自慢の品を展示販売する「讃岐のイッピン!ええもんフェスタ2023」が28日、高松市林町のサンメッセ香川で始まった。こだわりの工芸品、スイーツ、グルメなどのブースがずらりと並び、大勢の家族連れらで活気にあふれている。29日まで。


多くの親子連れらでにぎわう「讃岐のイッピン!ええもんフェスタ=香川県高松市林町、サンメッセ香川

多くの親子連れらでにぎわう「讃岐のイッピン!ええもんフェスタ=香川県高松市林町、サンメッセ香川


 中小企業や小規模事業者の販路拡大や認知度向上につなげようと、県商工会連合会が主催。6回目の今年は四国電力の「よんでん秋のマイホームフェスタ」と合同開催し、計約100ブースが出展した。
 会場では、讃岐一刀彫の置物や漆器、志度桐下駄(きりげた)などの伝統工芸品のほか、革製品や小物などが並び、来場者はスタッフに魅力を尋ねながら品定め。小豆島の手延べそうめんやオリーブ牛ハンバーガーなどのフードコーナーも充実し、親子連れらでにぎわった。
 初めて来場したという同市鹿角町の看護師真鍋和歌子さん(51)は、「さまざまなジャンルの店を一度に楽しめるのがいい。地元の伝統工芸品を知るきっかけになった」と話していた。
 29日は人気アニメキャラクターのショーなどがある。

(四国新聞・2023/10/29掲載)



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