坂出の冬の風物詩、JR坂出駅前をイルミネーションで彩る「2023さかいで光輝里(ひかり)フェスティバル」が1日、スタートした。昨年より3万個多い約13万個の発光ダイオード(LED)で、駅前の広場やシンボルツリー・ヒマラヤ杉、街路樹などを装飾。冷え込んだ街の夜景を、幻想的な雰囲気で包み込んでいる。


雪をイメージした白と青のLEDでライトアップされるヒマラヤ杉=坂出市元町、市民広場

雪をイメージした白と青のLEDでライトアップされるヒマラヤ杉=坂出市元町、市民広場


 同フェスは市街地のにぎわい創出などのため、市などでつくる実行委が2002年から毎年開催している。今年も駅前の市民広場やハナミズキ広場などを会場に、市民団体、高校、企業などが趣向を凝らしたイルミネーションを施している。
 市民広場では、ヒマラヤ杉に降り積もる雪をイメージした白いライトを飾り付けた。常設ステージ周辺は波を表現した青いライトがともり、今年初めてドーム型のオブジェを設置、内部では記念撮影も楽しめる。休憩所天井に取り付けた氷柱状のLEDも初登場。バスロータリーにはLEDでつくる瀬戸大橋もお目見えした。
 期間は来年1月3日までで、点灯時間は午後5時から同10時まで(31日のみ翌朝6時まで)。2日午後3時から、市民広場で点灯式を兼ねたイベントを開催。ダンスステージやエレクトーン演奏会、丸亀市出身のシンガー・ソングライター優希亜さんのクリスマスライブなどがある。

(四国新聞・2023/12/02掲載)



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