香川県丸亀市のJR丸亀駅で、市内の愛好家が伝統的な技法で制作した「さぬきの凧(たこ)」が展示されている。改札口前の天井にある高さ約4メートルのぶどう棚に色鮮やかな和凧がつるされ、迎春ムードを盛り上げている。


改札前にお目見えした「さぬきの凧」=JR丸亀駅

改札前にお目見えした「さぬきの凧」=JR丸亀駅


 帰省客や観光客らを正月らしい装いでもてなそうと市観光協会(高浜和則理事長)が毎年実施。香川丸亀国際ハーフマラソン大会が予定される来年2月4日まで飾られる。
 展示している凧は愛好家5人が作った5点で、凧絵には龍や武将などがそれぞれ描かれている。「地雷也」(縦160センチ、横100センチ)や「冨士龍」(縦180センチ、横120センチ)など制作者やタイトルを示すプレートも一緒に掲げられており、京極家の家紋をあしらった「丸亀京極だるま」(縦150センチ、横95センチ)も注目を集めている。

(四国新聞・2023/12/26掲載)



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