JR高松駅(香川県高松市浜ノ町)で26日、高さ約3メートル、直径約1メートルの門松の飾り付けが行われた。来年1月8日まで設置し、迎春ムードを盛り上げる。


門松を飾り付ける駅員ら=高松市浜ノ町、JR高松駅

門松を飾り付ける駅員ら=高松市浜ノ町、JR高松駅


 年末年始の帰省客や観光客らに正月気分を味わってもらおうと、JR四国が1988年から毎年、駅の正面玄関に設置している。この日は駅員や同社OBら約20人が集まり、午前9時ごろから作業に当たった。
 駅員らは青竹を中心に、松、梅、赤や白の実を付けたナンテン、県内の高校生が育てた白と赤紫色の葉ボタンなどを丁寧に飾り付け、約1時間半かけて一対の門松を完成させた。通行人や駅の利用客らは足を止めて写真に収めるなどし、新年の足音を感じていた。
 同駅の佐々木龍次駅長は「目で見て楽しみ、新たな気持ちで良い1年を迎えてほしい」と話した。

(四国新聞・2023/12/27掲載)



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