香川県高松市庵治町出身の上方落語家・桂恩狸(おんり)が「福枝(ふくし)」に改名した。8日には同町の飲食店「御料理さざなみ亭」で「地産地笑」をテーマに改名後初の古里公演を開き、地元に笑いを届ける。


桂福枝

桂福枝


 桂は千葉大法経学部卒業後、2012年に故5代目桂文枝門下の桂文福に入門し、大阪を拠点に活動している。昨年10月、師匠・文福の「福」と故5代目文枝の「枝」を合わせた福枝に改名した。
 現在の名前には笑いを通じた“社会ふくし”に取り組みたいとの思いも込められているという。桂は「古里での落語会を定期的に続けて恩返ししたい。新年の『初笑い』に来てほしい」と話している。
 午後2時開演。入場料は飲み物とシュークリーム付きで一般2500円ほか。希望者は5日までに予約する。問い合わせは桂、電話090-3988-8245。

(四国新聞・2024/01/03掲載)



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