クリスマスローズ愛らしく まんのう公園
香川県まんのう町吉野の国営讃岐まんのう公園で、クリスマスローズが見頃を迎えている。木漏れ日の中で白や赤紫、ピンク、黄など色とりどりの愛らしい花が咲き、来園者を楽しませている。見頃は今月下旬まで。
愛らしい花を咲かせるクリスマスローズ＝香川県まんのう町吉野、国営讃岐まんのう公園
クリスマスローズはキンポウゲ科の宿根草で、原種の一つがクリスマスの頃にバラのような花を咲かせることから名付けられた。花の色や模様、形などが株ごとに異なるのが特徴で、同じ花は二つとないといわれている。
園内では、竜頭の森エリアの斜面で約3千株を栽培。直径4、5センチほどの花が、木々の間でうつむき加減に咲き、来園者に静かに春の訪れを感じさせている。
毎年クリスマスローズを見に来ているという高松市の70代の夫婦は「まんのう公園のクリスマスローズが気に入って、家でも育てている。なんとなく地味だけど、かわいらしい花が好き」と話していた。
（四国新聞・2024/03/09掲載）