ヒマワリの名所として知られる香川県仲多度郡まんのう町帆山の畑で、菜の花が満開を迎えている。写真愛好家や家族連れらが訪れ、一面に広がる黄色い世界を楽しんでいる。


鮮やかな黄色い花が見頃を迎えている菜の花畑=まんのう町帆山


 一帯の畑では、地元農家が春に菜の花、夏にヒマワリ、秋には黄色いコスモスを栽培し、「黄色い魔法のかかるまち」としてアピールしている。菜の花は2品種を約1万5千平方メートルに植えた。
 訪れた人たちは、モンシロチョウが飛び回る畑の間をそぞろ歩いたり、咲き誇る菜の花と近くを走る電車とのコラボ写真を撮ったりして、目に鮮やかな黄色の景色を満喫。七五三の記念撮影に訪れた家族連れもいた。
 坂出市の60代の女性は「ヒマワリは何度も見に来たことがあるが、菜の花は初めて。こんなに広がっている所はなかなかなく、本当にきれい」と喜んでいた。
 菜の花を見られるのは4月7日まで。その後はヒマワリ栽培の準備のため耕起される。

(四国新聞・2024/03/28掲載)



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