4月の開業4周年を記念して四国水族館(香川県綾歌郡宇多津町浜一番丁)は、館内にアートモニュメント「UMI to SORA」を設置した。美しい空と瀬戸内海と一体になれる新しいフォトスポットとして人気を集めている。


芝生エリアに登場したアートモニュメント「UMI to SORA」=香川県綾歌郡宇多津町浜一番丁、四国水族館

芝生エリアに登場したアートモニュメント「UMI to SORA」=香川県綾歌郡宇多津町浜一番丁、四国水族館


 モニュメントは、同館で最も海に近い場所に昨年10月整備した芝生エリア「潮風の庭」に3月中旬、完成。高さ約170センチ、幅約240センチで、超高強度繊維補強コンクリート製。海から空に伸びる階段のようなデザインで、実際に乗って頂上からの風景を楽しむこともできる。
 併せて同エリアに繊維強化プラスチック製の雲ベンチ(高さ約50センチ、幅約180センチ、奥行き約95センチ)2基も登場した。友人たちと訪れた藤井中1年の高木大翔君(12)は「瀬戸内海の島々まで見られた。館内の展示と合わせて、一日遊べそう」と話した。
 同館は「たくさん写真を撮り、SNS(交流サイト)などで発信してもらえれば」と期待している。

(四国新聞・2024/04/04掲載)


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