格調高く剣詩舞道40演目披露 「水心黎明流」公演 21日・高松
刀や扇を持ち、詩や和歌に振り付けして舞う剣詩舞道の流派の一つ「水心黎明(れいめい)流」の公演「心の舞」が21日、香川県高松市玉藻町のレクザムホール小ホールで開かれる。高校生から80代までの約80人が、さまざまな歌に合わせて約40演目を披露する。公演は16回目。
同流派は、高知県で創始された水心流剣詩舞道を、初代宗家の福家霊姚(れいよう)さんが香川に紹介したのが始まり。現在は2代目宗家・川原霊宗(れいそう)さん=高松市=の指導で、公民館活動や全国のコンクール出場など、精力的に活動している。
伝統的な吟題のほか、谷村新司さんの「いい日旅立ち」、菅原洋一さんの「愛のフィナーレ」など、ポップスに合わせる演目も多数。今年は、本場イタリアで長年活動してきたオペラ歌手の山田吟子さん=同=が特別出演。「オー・ソレ・ミオ」などイタリア歌曲に合わせ、家元の川原さんが即興で舞う。
午後0時45分開演。入場無料。問い合わせは川原さん、電話087-831-2996。
(四国新聞・2024/04/19掲載)