瀬戸内海国立公園指定90周年を記念した「KINRINマルシェ」が11日、香川県さぬき市津田町の琴林公園(津田の松原)で始まった。好天に恵まれた初日は、多くの家族連れらがサンドアートなどのワークショップを楽しんだり、県産品グルメを味わったりしながら瀬戸内海や白砂青松の美しさを堪能した。12日まで。



 マルシェは県とさぬき市が共催し、運営には同市観光協会が協力。会場には2日間で飲食など延べ約20ブースが出店し、サンドアートやスタンプラリーなども行う。
 この日は午前10時から家族連れらが続々と来場。砂浜の砂に貝殻や松ぼっくりを押しつけて鋳型にし、溶かしたスズを流し込むペーパーウエートづくり(11日のみ)や、松原内の7本の松の大木「七福神松」を探すスタンプラリーなどを楽しんだ。
 津田の松原海水浴場ではサンドアートのワークショップも開催。「KINRINマルシェ」の文字を砂浜に浮かび上がらせ、作品が完成すると参加者らがドローンを使って記念撮影を行った=写真=。会場には骨付鳥やうどん、地ワインなどのブースが並び、来場者は地元グルメに舌鼓を打っていた。
 12日は午前10時から午後3時まで。荒天の場合は中止。

(四国新聞・2024/05/12掲載)


瀬戸内海国立公園指定90周年記念事業KINRINマルシェ



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