神奈川フィルハーモニー管弦楽団首席ソロ・コンサートマスターなどを務めるバイオリニスト・石田泰尚率いる弦楽アンサンブル「石田組」の結成10周年ツアーの香川公演が6月9日、香川県高松市玉藻町のレクザムホール小ホールで開かれる。同市出身のバイオリニスト・竹内弦も出演し、超絶技巧を駆使して熱のこもった音を響かせる。


「石田組 結成10周年ツアー」のチラシ

「石田組 結成10周年ツアー」のチラシ


 石田は神奈川県出身で国立音大を首席で卒業。現在は、京都市交響楽団特別客演コンサートマスターを兼任している。同アンサンブルは2014年に結成し、公演ごとに第一線で活躍する演奏家を集めて「石田組」として活動している。11月には日本武道館(東京)での公演を控えている。
 本公演には、石田と広島交響楽団第2バイオリン首席奏者を務める竹内、チェロ奏者の辻本玲ら計8人がステージに立つ。プログラムは9曲。メンデルスゾーンの「弦楽八重奏曲」やモリコーネの「ニュー・シネマ・パラダイス」、ディープ・パープルの「紫の炎」など多彩な曲を奏でる。
 竹内は「地元で石田組のメンバーとして演奏できるのが楽しみ。一人でも多くの人に聞いてほしい」と話している。
 午後2時開演。入場料6600円。問い合わせはデューク、電話087-822-2520。

(四国新聞・2024/05/16掲載)


石田組 10周年ツアー



関連情報