映画で洋楽の歴史たどる 音楽テーマの4作 週替わり上映 31日から高松
サイモン&ガーファンクルやオスカー・ピーターソン―。往年の洋楽バンドやジャズ奏者をテーマにした新作ドキュメンタリー映画4作品を紹介する「特選 音楽映画特集」が31日から香川県高松市亀井町のソレイユ2で行われる。現代のミュージシャンに多大な影響を与えた「レジェンド」たちの魅力が一度に味わえる。
映像を通してロックやジャズの歴史に理解を深めてもらおうとソレイユが企画。作品は「ストップ・メイキング・センス」(31日公開)「オスカー・ピーターソン」(6月7日~)「モンタレー・ポップ」(同14日~)「COUNT ME IN魂のリズム」(同21日~)の4作品で、それぞれ1週間限定で上映する。
「オスカー・ピーターソン」は来年生誕100周年を迎えるジャズピアニスト・ピーターソンの人生を取り上げたドキュメンタリー。超絶技巧を披露したコンサートの様子をはじめ、人種差別との闘いや病気からの復活といった波瀾(はらん)万丈の道のりを当時の映像で振り返っている。
「モンタレー・ポップ」は1967年に米国であった国際ポップフェスの記録映画で、若き日のサイモン&ガーファンクルやジミ・ヘンドリックスらの演奏が堪能できる。ソレイユの詫間敬芳社長は「貴重な映像ばかりで、当時を知る音楽ファンや若い世代にも楽しんでほしい」と話している。
観覧料は1作品1400円。割引回数券もある。問い合わせは同会場、電話087-861-3302。
(四国新聞・2024/05/24掲載)