香川県丸亀市綾歌町のテーマパーク「ニューレオマワールド」で10万本のバラが見頃を迎えている。大小さまざま、色とりどりの花が鮮やかに咲き誇り、かぐわしい香りとともに来園者を楽しませている。


色とりどりのバラが園内を彩る「大バラまつり」=香川県丸亀市綾歌町、ニューレオマワールド

色とりどりのバラが園内を彩る「大バラまつり」=香川県丸亀市綾歌町、ニューレオマワールド


 「春の大バラまつり」と銘打った企画で2016年度から毎年開いており、今年はオリエンタルトリップ内に世界各国約400種類のバラを植栽。「大バラ庭園」「レオマベルばらガーデン」など、テーマに合わせて品種や見せ方に工夫を凝らしている。
 カンボジアのアンコールワット遺跡を再現したゾーン「大バラ庭園」では、赤やピンクのバラが異国情緒漂う建物を囲うように咲き、来園者はバラと“遺跡”の競演に興味津々。整備された歩道をゆっくりと散策しながら、記念写真を撮るなどしていた。
 「レオマローズガーデン」は個性あふれるバラがずらり。ピンクや黄、白色の大輪が目を引く「クイーンエリザベス」、淡いオレンジ色の「プリンセスミチコ」などの品種もあり、見る人を引きつけている。
 バラ園をより楽しんでもらおうと、今年は初めて記念撮影用に数種類の帽子も用意。広島県から親子3人で訪れた植敷さん(63)は「規模の大きさに驚いた。バラも一番の見頃ですごくきれい。また来たい」と話していた。
 会場ではバラのほか、アジサイの販売も行われている。「春の大バラまつり」は16日まで。所定の入園料が必要。火曜休園。問い合わせはニューレオマワールド〈0877-86-1071〉。

(四国新聞・2024/06/01掲載)


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