香川県さぬき市長尾名の県立亀鶴公園にある「花しょうぶの里」で、青や紫、黄色など色とりどりのハナショウブが涼しげに咲き、来園者を楽しませている。2、9の両日は、恒例の長尾ショウブまつりが開かれる。


青や紫、黄色など色とりどりの花を咲かせたハナショウブ=香川県さぬき市長尾名、県立亀鶴公園

青や紫、黄色など色とりどりの花を咲かせたハナショウブ=香川県さぬき市長尾名、県立亀鶴公園


 同園では宮池の南西部に花しょうぶの里として4区画を整備し、計約3300平方メートルにハナショウブ約1万5千株を植栽。市商工観光課によると、一部区画は花付きが悪いものの、今年は5月20日ごろから少しずつ咲き始めた。市観光協会は同30日現在、四分咲きの状態としている。
 前日の雨から一転、晴れ間が広がった1日には、家族連れらが次々と来園。カメラやスマートフォンを片手に、お気に入りのスポットを見つけては、さわやかに咲いたハナショウブを写真に収めていた。
 長尾ショウブまつりは、長尾イベント実行委が主催。2日はよさこい演舞、9日はライブなどが繰り広げられる。両日とも竹細工の無料体験コーナーのほか、焼きそばやクレープなどのキッチンカーが出店する。
 8日までハナショウブのライトアップも実施している。時間は各日午後7時から同9時半まで。

(四国新聞・2024/06/02掲載)



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