香川の自然や歴史、食文化などをモチーフにしただるまを展示販売する「めでだるま展」が6日、香川県高松市牟礼町の道の駅源平の里むれで始まった。個性豊かな作品がずらりと並び、訪れた市民らはじっくりと品定めをしながら、お気に入りの一品を手に取っていた。売り切れ次第終了。


香川の食や歴史をモチーフにした「めでだるま」=高松市牟礼町、道の駅源平の里むれ

香川の食や歴史をモチーフにした「めでだるま」=高松市牟礼町、道の駅源平の里むれ


 産直売り場に設けたアート作品の展示スペースを活用した取り組みで、同道の駅が企画。香川のPRにつながるような作品作りの依頼を受けた造形作家のモサモサさん(33)=高松市在住=が、約4カ月かけて50点を制作した。
 だるまは高さ約3~17センチで、石粉粘土を用いて手作りしている。展示スペースには、うどんやあん餅雑煮、おいりをはじめ、屋島などの自然や盆栽、庵治石などの伝統産業をモチーフにしたユニークな作品が並び、一つ一つ異なった愛らしい表情をたたえている。
 モサモサさんは「日常が豊かになるような、自分にとって特別なだるまと出合ってもらえれば」と話していた。
 価格は6600円(大きいだるまは9900円)。営業時間は午前9時から午後5時まで。問い合わせは道の駅源平の里むれ、電話087-845-6080。

(四国新聞・2024/06/07掲載)



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