香川県坂出市の真夏の祭典「第54回さかいで大橋まつり」(坂出まつり協賛会主催)は3日開幕し、同市元町のJR坂出駅前ハナミズキ広場を主会場に総おどりなどが行われた。瀬戸大橋パレードに続き、市民ら約3400人が目抜き通りでエネルギッシュな踊りを披露し、中心市街地を盛り上げた。



 まつりは午後4時、開幕を告げる瀬戸大橋パレードでスタート。ミスさかいでの3人を先頭に中学校や高校の吹奏楽部、県警音楽隊などの各団体が駅前通りを練り歩いた。

 踊りは「自由連」と「総おどり」の2部構成。第1部の自由連で8団体が登場した後、第2部の総おどりがいよいよ開始。浴衣や法被など華やかな衣装でそろえた32団体が駅前の通りを埋め尽くし、軽快な「坂出小唄」に合わせて踊りを披露した。

 姉妹都市の米国サウサリート市から短期留学中の高校生らも加わり、沿道に詰め掛けた観衆から大きな拍手と歓声を浴びていた。

 4日は午後6時からハナミズキ広場で太鼓台競演を実施。各地区から集まった豪華絢爛(けんらん)な太鼓台10台が勇壮な演技を繰り広げる。


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