瀬戸の海辺、幻想的に 真夏の夜の夢2024 来月3~11日、サンポート 空中ショーや音楽、食
暮れゆく穏やかな瀬戸内海を眺めながら大道芸や音楽、食を楽しむイベント「真夏の夜の夢2024 inマザーポート高松」が8月3日から11日まで香川県高松市サンポートのハーバープロムナード周辺で開かれる。フランスのパフォーマンスカンパニー「ルミネオール」が幻想的な空中ショーを披露するほか、国内外で活躍するミュージシャンらのステージ、県産食材を使ったグルメも楽しめる。
「瀬戸内サマーナイトフェスティバル」などとして2014年に始まったイベントと同様の企画。昨年からは一般社団法人「街角に音楽を@香川」が県観光協会の支援事業として開催している。今年は瀬戸内海国立公園90周年事業として「海の夢をみよう」をキャッチコピーに実施する。
今回はルミネオールが日本初公開というショー「空中バレエ」をメインに展開。魚のような形をしたカラフルな巨大バルーン(全長約15メートル)数体が瀬戸内の空を優雅に泳ぎ、まるで海を思わせるロマンチックな光景を演出する。
音楽はギラ・ジルカさんと矢幅歩さんでつくる実力派男女ボーカルデュオ「SOLO―DUO」(3~5日)が瀬戸内の風景にぴったりの歌声を響かせる。NHK・Eテレ「ピタゴラスイッチ」などの楽曲で知られる「栗コーダーカルテット」(6~8日)や、米シアトル生まれの歌手マヤ・ハッチさんら国内外の6人でつくる「マヤハッチBXP」(9~11日)も個性豊かな演奏を繰り広げる。
大道芸は海外の芸術フェスティバルで受賞歴がある「ZEROKO(ゼロコ)」が毎日出演し、コミカルなパントマイムで会場を沸かせる。食のブースは県内の人気店約20店舗が連日出店する。
観覧無料。開場は午後5時。問い合わせは街角に音楽を@香川、電話087-851-5855。
(四国新聞・2024/07/18掲載)