香川県小豆郡小豆島町田浦の二十四の瞳映画村で、約1万5千本のヒマワリが見頃を迎えている。夏の日差しを受けて黄色い大輪が鮮やかに輝き、潮風に揺れる様子に訪れた家族連れらが見入っている。花は今月中旬まで楽しめるという。


夏の日差しを受けて鮮やかに輝くヒマワリに見入る家族連れ=小豆島町田浦、二十四の瞳映画村


 花畑は同村の中央部に3カ所設置されており、広さは合わせて約2200平方メートル。春は菜の花、夏はヒマワリ、秋はコスモスと季節に応じた花を植え付け、来場者を出迎えている。
 ヒマワリの品種は、花びらの並びが整い、コンパクトで形崩れしにくい「サンリッチオレンジ」。今年は例年よりやや遅めの5月下旬に種をまいた。7月以降の気温が高めで推移したことから、同30日ごろから花が咲き始め、8月に入って一気に開花が進んでいる。現在は約1・3メートルの高さになり、7割程度の株が濃い黄色の花を付けている。
 東京から家族4人で訪れた小学3年の山田優菜さん(8)は「たくさん並んでいる花が、全部同じ方を向いていて、とてもきれい」と笑顔で話していた。

(四国新聞・2024/08/11掲載)


二十四の瞳映画村



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