青ネギ、サツマイモ、スダチ うどんと食べて消費拡大 県内17店で限定メニュー
讃岐うどんの薬味として欠かせない香川県産の青ネギや天ぷらで人気のサツマイモ、徳島県産のスダチの消費拡大を図るコラボフェアが22日、香川県内のうどん店で始まった。来月1日までの期間中、参加店が各食材を使った限定メニューを提供する。
キャンペーンは、かがわ農産物流通消費推進協議会や徳島県すだち・ゆこう消費推進協議会などが主催。2010年から毎年実施し、今年で15回目。
参加するのは、うどん用の県産小麦を使用する「さぬきの夢応援店」に登録した50店のうち17店。「いも天すだちぶっかけ」「すだちのひやかけ」など、各店がオリジナルうどんを販売する。
この日、高松市松縄町のさぬき麺業いしうす庵レインボー店でセレモニーがあり、生産者が同社の香川政明社長に青ネギとサツマイモ、スダチを贈呈した。同店では期間中、サツマイモの天ぷらや輪切りのスダチを乗せた「夏さわやか!『かんしょ&すだち』ぶっかけうどん」(660円)を販売。香川社長は「夏の暑さを吹っ飛ばすメニューになっているので、ぜひ食べてほしい」と話した。
キャンペーンに参加しているうどん店は、県のホームページで確認できる。
(四国新聞・2024/08/23掲載)