瀬戸内国際芸術祭実行委員会は、31日に行うツアー「女木島名画座上映会」の参加者を募集している。同芸術祭の北川フラム総合ディレクターが案内し、香川県高松市の女木島・男木島を舞台にした映画と、島内にあるアート作品の鑑賞、料理などを楽しむ。


女木島名画座で開かれたツアーの様子 Photo:Shintaro Miyawaki

女木島名画座で開かれたツアーの様子 Photo:Shintaro Miyawaki


 一年を通して地域活動に参加し、アート作品に触れてもらおうと定期的に開催しており、今回で17回目。
 会場は、同芸術祭2016で女木島に開館した「ISLAND THEATRE MEGI『女木島名画座』」。高松市生まれの作家、依田洋一朗さんが、ニューヨークに最後まで残った42番街の古い映画館をイメージして制作した。
 演目は木下恵介監督「喜びも悲しみも幾歳月」(1957年)。灯台守夫婦が日本全国を転々としながら愛を育み、激動の時代を生きる姿を描く。鑑賞後は、島内にあるアート作品のナイトツアーや、女木島近海の魚介類を中心にした料理などを楽しむ。
 参加費は1万2100円(税込み)。乗船料・作品鑑賞料・ガイド料・食事料金含む。定員25人(定員になり次第、締め切る)。午後2時に高松港発、帰りは同8時20分に同港着予定。申し込み、問い合わせは瀬戸内国際芸術祭実行委員会、電話087-813-0853。

(四国新聞・2024/08/25掲載)


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