洲崎寺の鬼瓦モチーフ 保冷・保温にも鬼面玉いかが 道の駅むれ
香川県高松市牟礼町の道の駅源平の里むれで、瓦粘土で製作した「鬼面玉(きめんだま)」を販売している。鬼瓦をモチーフにしたデザインで、置き飾りのほか、飲み物などを保冷・保温するアイテムとしても活用できる。
商品は、源平合戦・屋島檀ノ浦の戦いにゆかりがあり、「四国遍路の父」といわれる真念法師の墓がある洲崎寺(牟礼町)の本堂の鬼瓦がモチーフ。同道の駅が企画し、瓦の製造などを手がける瓦粋(静岡県)が製作した。
直径約4・5センチ、重さ約95グラム。特殊な焼成方法を用いて、職人が一つ一つ丁寧に焼き上げた。そのまま飾って楽しめるほか、冷凍庫で冷やしたり、熱湯で温めたりした鬼面玉を飲み物やスープなどの入った器に入れると、冷たさや温かさを保つことができる。
価格は5060円(木箱入り)。100個限定。問い合わせは道の駅源平の里むれ、電話087-845-6080。
(四国新聞・2024/08/26掲載)