瀬戸の夕景×上質な音楽 アン・サリーら 実力派４組出演 天空ミュージック 高松
香川県高松市の屋島山上が舞台の音楽イベント「天空ミュージック2024」（屋島山上ライブイベント実行委主催）が開かれる。11月初旬までの週末を中心に実施。今年も実力派ボーカルら4組が演奏を繰り広げ、瀬戸内海の夕景とのコラボレーションを届ける。
天空ミュージック２０２４の出演者（コラージュ）
イベントは、屋島山上からの景観の美しさを再認識してもらおうと2012年から開催。今年は瀬戸内海国立公園指定90周年記念として「海の風」をテーマに掲げた。出演者は（31日延期・9月21日検討※「街角に音楽を＠香川」のホームページ上で案内）＝アン・サリー（サポート・小池龍平）▽9月7日＝リブランカ▽同14日＝Saigenji▽11月1、2日＝小倉博和―となっている。
アン・サリーは映画「おおかみこどもの雨と雪」の主題歌やNHK連続テレビ小説「おかえりモネ」の挿入歌などで知られ、小池さんのギター伴奏で癒やしの歌声を響かせる。9月7日は県内を拠点に活動するボサノバユニット「リブランカ」が瀬戸内をイメージした穏やかなサウンドを披露する。
14日に登場するシンガー・ソングライターのSaigenjiはブラジル音楽を軸にしたジャンルレスの演奏が持ち味。フィナーレとなる11月1、2日は高松市出身のギタリスト小倉が舞台に立ち、桑田佳祐らをサポートする高い技巧で聴衆を酔わせる。
開演時間は午後6時。11月1、2日は同6時半。観覧無料だが、小倉の公演はチケット（3千円）の事前購入が必要。各日とも琴電屋島駅からシャトルバスを運行する。詳細は企画・制作を手がけた「街角に音楽を＠香川」のホームページ（HP）参照。変更があればHP上で告知する。問い合わせは「街角に音楽を＠香川」、電話087-851-5855。
（四国新聞・2024/08/29掲載）