石川銘菓やグッズずらり 道の駅むれ、被災地支援へ2500点
能登半島地震で甚大な被害を受けた被災地の復興を支援しようと、道の駅源平の里むれ(香川県高松市牟礼町)で5日、石川物産展が始まった。現地から取り寄せた菓子やジャム、ビールなど約90種、約2500点を販売している。売り切れ次第第終了。
地震発生から8カ月が経過したものの、同県の飲食店や観光に携わる事業者らの売り上げは大幅に減少し、深刻な状況が続いているという。物産展は、2月から西野金陵(琴平町)と連携して取り組んでいる被災地支援の日本酒販売に続く第2弾で、同道の駅が企画した。
店内には、きんつばや甘納豆、まんじゅう、金箔(きんぱく)を貼ったカステラなど石川県の銘菓がずらり。日本酒やクラフトビール、サイダーをはじめ、キーホルダーや缶バッジなどの「のと鉄道」のグッズも並び、買い物客らは手に取るなどしながらじっくりと品定めしていた。
収益の一部は、日本赤十字社を通じて寄付する予定。同道の駅は「香川から支援の輪を広げ、少しでも被災地の力になれれば」としている。
営業時間は午前9時から午後5時まで。問い合わせは道の駅源平の里むれ〈087-845-6080〉。
(四国新聞・2024/09/07掲載)