フルートオケ 華やかに 高松・15日 県内外の奏者70人出演
県内外のフルート奏者が一堂に集まる「第34回日本フルートフェスティヴァルinかがわ」(香川フルート友の会主催)が15日、香川県高松市玉藻町のレクザムホール小ホールで開かれる。約70人が出演し、バレエ音楽やクラシックの名曲を披露。ゲストには「ストロー笛」の演奏で人気を集めるリコーダー奏者神谷徹らを迎え、驚きあふれるステージを届ける。
公演は小学1年から高校3年までの13人で構成するジュニアフルートアンサンブルの「ハウルの動く城」メドレーで幕開け。続いて第77回全日本学生音楽コンクール全国大会のフルート部門(高校の部)で1位を獲得した森美月さん=三豊市出身、東京芸術大1年=がソロで登場する。
このほか、社会人グループの演奏や、音大出身者らでつくる「クリシュナフルートアンサンブル」のステージも。フィナーレを飾るのは、打楽器奏者らも加えた出演者全員によるオーケストラ。ピッコロやコントラバスフルートなど5種類のフルートで編成、チャイコフスキーの「白鳥の湖」を物語のナレーションを交えながら華やかに奏でる。
ゲストは神谷と指揮者の関谷弘志。神谷は京都大理学部在学中にリコーダーを始め、後に市販のストローを組み合わせたストロー笛奏者として活躍。今回は何種類ものストロー笛を駆使してクラシックや童謡を披露する。関谷はフルートが専門で国内外のオーケストラに客演している。
開演は午後2時。入場料は千円。同1時からはロビーでフルートメーカー5社の展示・試奏会がある。問い合わせは同会事務局、電話090-4972-5695。
(四国新聞・2024/09/12掲載)