ご当地ビール味わって 香川県内5市と信金コラボ 東京で市長ら完成披露式
全国の信用金庫でつくる「よい仕事おこしフェア実行委員会」と包括連携協定を結ぶ香川県内5市の「ご当地ビール」が完成し、東京都大田区のよい仕事おこしプラザで7日、披露式があった。香川からも各市長が駆け付け、「わがまちのビールが一番の仕上がり」とアピールした。
オリジナルのビール造りは同実行委(事務局・城南信用金庫)による地域応援プロジェクトの一環。地域のPRや活性化に貢献しようと各地の名産品をビールにして、羽田空港に隣接する複合施設「羽田イノベーションシティ」で販売している。今回は高松信用金庫(大橋和夫理事長)、観音寺信用金庫(須田雅夫理事長)の仲立ちで実現した。
完成したのは、キウイフルーツを使った「来善(らいぜん)エール」(善通寺)、釜揚げいりこが原料の「イブキエビスエール」(観音寺)、海のカキで造った「Sanuki Ale~海女の玉取伝説~」(さぬき)、「讃岐和三盆エール」(東かがわ)、高麗ニンジンの新芽の「高麗人参薬膳エール」(三豊)の5銘柄。
5銘柄はいずれも330ミリリットル瓶で各500本を醸造。880円で同日から売り出し、100円分を地元自治体に寄付する。県内でも道の駅や地元イベントでの販売を予定している。
披露式には県内2信金の理事長のほか、辻村修善通寺市長、佐伯明浩観音寺市長、大山茂樹さぬき市長、上村一郎東かがわ市長、山下昭史三豊市長らが出席。「羽田でPRすることで、香川に足を運んでもらうきっかけになれば」「いろんなことにチャレンジし、わがまちのことを全国、全世界に発信できれば」などとあいさつした。
(四国新聞・2024/10/08掲載)