台湾と香川の音楽競演 二胡、琵琶、和楽器奏者ら 高松・27日
台湾と香川の文化交流を深める音楽イベント「台湾交流音楽祭2024inかがわ」が27日、香川県高松市の丸亀町レッツホールで開かれる。台湾出身の二胡と琵琶奏者をはじめ、県内で活動する和楽器奏者やオペラ歌手らが出演。異国情緒が味わえるひとときを提供する。
県と台湾・桃園市が2016年に交流協定を締結したのを縁に、音楽を通して継続的な交流を促そうと、県内の有志でつくる「台湾文化事業交流会かがわ実行委」が初めて企画した。
台湾出身の二胡奏者・李芃(リーポン)はスタイリッシュで華やかな技巧が持ち味。琵琶奏者の林泰佑(リン・タイユ)は愛知と関西を中心に演奏活動を行っている。それぞれが伝統的な民俗音楽などを披露し、人の声に近い深みを帯びた音色を届ける。
県内からは、邦楽奏者でつくる「木村西葉と和の調べ―飛天の会―」が琴や尺八などを奏でるほか、オペラ歌手の「AURORA」や「四国BEAUTY GRACE合唱団」、アコースティックデュオ「胡桃」がステージを盛り上げる。
午後1時開演。入場料は4千円(前売り3千円)。かがわ文化芸術祭2024参加公演。問い合わせは台湾文化事業交流会かがわ実行委、電話090-4977-6666。
(四国新聞・2024/10/24掲載)