8万個、冬の輝き 高松シンボルタワー 広場にLEDの星空
香川県高松市サンポートの高松シンボルタワーで1日、恒例の「ウインターイルミネーション」が始まった。今年は過去最多となる約8万個の発光ダイオード(LED)が周辺の施設を彩り、幻想的な空間を演出。光のクリスマスツリーや星空のような輝きが来場者を楽しませている。来年2月16日まで。
イルミネーションの点灯はサンポート地区の活性化を目的に、県や高松市、シンボルタワー開発(同市)でつくる高松シンボルタワー管理協議会が2013年から実施している。
今年は1階広場「デックスガレリア」の頭上に、約4万5千個のLEDを天幕状に飾り付けたイルミネーションが初登場。同広場では飲食店も初出店した。高さ8メートルのクリスマスツリーは、星や雪の結晶の形をした明かりがきらめいている。
初日は午後6時前から大西秀人高松市長らが参加して点灯式を実施。あいにくの雨だったが、ゴスペル演奏も行われ、一足早いクリスマスムードの中、立ち寄った会社員や家族連れらがスマートフォンで周囲を撮影しながら広場での食事も満喫していた。
点灯時間は午後5時~11時。クリスマスツリーは12月25日までの設置となる。
(四国新聞・2024/11/02掲載)