コスモス陽光に輝く 東かがわ、180万本見頃 地域住民が観賞会
香川県東かがわ市西村の農道沿いで、約180万本のコスモスが見頃を迎えている。地元住民の組織が「コスモスロード」と銘打って、農道沿いの田んぼに植栽。3日にはコスモス観賞会を開き、種まきをした地元児童や地域住民らが、陽光を浴びて輝く秋を象徴する花を楽しんでいた。
コスモスロードは、西村中自治会の住民でつくる西村中地区資源保全活動組織が、2009年から毎年実施。地元農家の協力を得て農道沿いの稲作が終わった田んぼ(南北400メートル、幅10メートル)に植えている。
今年は9月8日に種まきを行い、近くの大内小学校の児童も手伝った。猛暑や降雨の影響で例年のように開花時季がそろわなかったものの、淡いピンクや紫、白色のコスモスが爽やかな秋風を受けて揺れており、地元住民やドライバー、カメラ愛好家らを楽しませている。
この日は、地元児童や地域住民らを招き、観賞会を開催。
見頃は10日ごろまで続く見込み。同組織は「観賞後は花を摘み取ってもらっても構わない。多くの人に見に来てほしい」としている。コスモスロードは国道11号沿いにある大内大川小中学校の西側にある交差点を北へ100メートルの位置にある。
(四国新聞・2024/11/04掲載)