星空散歩、幻想的に まんのう公園 きょうからイルミ
香川県仲多度郡まんのう町吉野の国営讃岐まんのう公園で23日、恒例のイルミネーションイベント「ウィンターファンタジー」が始まる。今年のテーマは「Starry Trail~星空散歩~」。21日には一足早く内覧会があり、近隣住民らが約65万個の発光ダイオード(LED)による幻想的な世界を堪能した。来年1月13日まで。
イベントは今回で19回目。同公園の冬の風物詩として高い人気を誇っており、前回は約15万人が訪れた。
約3万2千平方メートルの丘陵地では、色とりどりの光の模様が広がり、きらめくじゅうたんのよう。雄大な彗星(すいせい)と輝く月を背に、青い星の海を歩くようなイメージを楽しめる空間をはじめ、高さ10メートルのシンボルツリー、4900個のグラスを使ったシャンパングラスタワーも設置。全長100メートルの光のトンネルには、高松工芸高校と善通寺一高校のデザイン科生徒のオブジェ作品が展示されている。
イルミに初めて来たという町内の70代の女性は「感動した。友達に写真を送ったけど、実物の方がずっといい」と喜んでいた。
点灯は午後5時ごろから同9時までで、12月14、21日は同10時まで。休園は毎週火曜日だが、12月24日は開園する。12月29日から1月1日の間も休み。問い合わせは同公園0877-79-1700。
(四国新聞・2024/11/23掲載)