NTTドコモの子会社でレンタサイクル運営の「ドコモ・バイクシェア」(東京都)は、電動アシスト付き自転車のシェアリングサービスを香川県の高松市中心部で13日午前10時から始める。自転車は50台。貸し出し・返却ができる専用駐輪場は22カ所でスタートし、順次拡大する方針。24時間利用可能で、市民の普段使いや観光客の2次交通としての利用を見込む。


市中心部でシェアサービスが始まる電動アシスト付き自転車=香川県高松市サンポート


 同社は全国約60エリアでサービスを展開。四国での本格実施は初めて。高松のサービスは「さぬきシェアサイクル」と銘打ち、同社がサービス全体を統括、地元の「Nambaホールディングス」(高松市)が車両管理や専用駐輪場の開拓などを担当する。
 利用料金は30分間220円、1日パスは1980円。専用駐輪場は南北は栗林公園周辺―サンポート周辺、東西は琴電瓦町駅周辺―香川大学幸町キャンパス周辺の市中心部に設ける。
 利用には専用アプリのダウンロードと会員登録が必要で、駐輪場の詳細はアプリで確認できる。代金は登録したクレジットカードなどで支払う。
 ドコモ―の担当者は「歩くには少し遠い目的地までの『ちょい乗り』利用に特化し、利便性を高めていきたい」と話している。

(四国新聞・2024/12/13掲載)


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