代参犬のおみくじいかが 金刀比羅宮、元日から授与
香川県仲多度郡琴平町の金刀比羅宮(琴陵泰裕宮司)は1月1日午前0時から、代参犬の「こんぴら狗(いぬ)」にちなんだぬいぐるみ型や置物型のおみくじ、首輪・リード型のお守りなどを授与する。いずれも同宮としては初の取り扱いで、琴陵宮司は「ほんわかしてかわいらしい物で、インバウンド(訪日客)や若い人にアピールしていきたい」と話している。
「こんぴら狗ぬいぐるみくじ」(1500円)は、高さ約8センチの犬のぬいぐるみで、神紋(丸金)の入った赤い袋を首から提げている。全5種類あり、箱の中にカード型のおみくじが入り、QRコードを読み込むと英語や中国語、韓国語で、おみくじ結果や代参犬の説明が見られる。
置物型の「こんぴら狗みくじ」は、高さ約6センチの陶器製で、底の穴の中におみくじが入っている。500円。首輪・リード型のお守りは、伝統工芸品「真田紐(ひも)」を使っており、小型犬向けの首輪と約1・2メートルのリード、木製のお守りが付いている。3千円。
このほか、貼り絵・切り絵作家のチャンキー松本さん(高松市出身)が手がけた月替わりの限定御朱印(千円)もあり、1月は巫女(みこ)が舞う様子をデザイン。金ぱくを施した金運上昇の小判型お守り(限定200体、1万円)は、今年に続いての授与となる。問い合わせは同宮0877-75-2121。
(四国新聞・2024/12/29掲載)