街のおすすめ一冊に 坂出市企画 るるぶ特別版
坂出市の若手職員がアイデアを出し合った旅の情報誌「るるぶ特別編集 坂出市」が完成した。隠れた観光地やグルメなど、街のおすすめ全てを閉じ込めた一冊に仕上がっている。
市は、大阪・関西万博や瀬戸内国際芸術祭を見据え、観光客だけでなく市民にも街の魅力を改めて発見してもらおうと、「るるぶ」とタイアップし、旅行情報誌作りを企画。「若い世代」「子育て世代」をターゲットに、若手職員が2回のワークショップを開き、コンテンツ決めやネタ出しを行い、昨年12月に一冊にまとまった。
AB判で16ページ、フルカラー。「坂出でしたい10のコト」をメインテーマに設定し、「沙弥島で絶景&アートさんぽ」や「坂出のパワースポットへ!」など、テーマごとに瀬戸大橋記念公園(番の州緑町)や弘法大師が修行したとされる城山不動の滝(西庄町)といった観光スポットを紹介。「さぬきグルメ」では数々の名店があるうどん店はもちろん、地域密着の「推しランチ」「推しカフェ」も取り上げている。
2万5千部を作成し、市役所や高松空港、県外の道の駅などで配布している。問い合わせは市産業観光課0877-44-5103。
(四国新聞・2025/01/08掲載)