夕暮れの瀬戸に響く魅惑の調べ　屋島山上で「天空ミュージック」　あす～来月７日の週末

　高松市の屋島山上で繰り広げる音楽イベント「天空ミュージック２０１９」（屋島山上ライブイベント実行委主催）が３０日から開かれる。今年は９月７日までの週末に４日間開催。人気ミュージシャン４組が出演し、夕暮れの瀬戸内の景色と調和した上質な音楽を届ける。

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　屋島の景観の美しさを再認識してもらおうと、１２年から毎年開催。山上で食事を楽しむイベント「屋島夕夜景フェスタ」（屋島山上観光協会など主催）に合わせて実施する。

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　３０日は高松市出身の実力派ボーカリスト河西那都さんと日本を代表するピアニスト大石学さんのデュオが登場し、美しい歌声を披露。３１日はギタリストの小沼ようすけさんが、フラメンコ歌手と変則チューニングギター奏者とでユニット「Ａｌｌｅｎｄｅ」を結成し、情熱的なサウンドを響かせる。

　６日は国内外で活躍するボーカルの伊藤大輔さんと、鍵盤ハーモニカ、トランペットの山田友和さんのデュオ「いぶきさらさ」が出演。最終日の７日は高松市出身のギタリスト小倉博和さんが登場し、ジャンルを超えた演奏を繰り広げる。会場では同市の写真家、二ノ宮博之さんが撮影した瀬戸内の写真がスクリーンに映し出され、最終日のイベントを盛り上げる。

　各日午後６時３０分開演。会場は「れいがん茶屋」と「屋島の宿　桃太郎」のいずれか周辺。入場無料だが、７日のみ３千円（前売り２５００円）。３０、３１日は同茶屋で香川大の学生による「ちょうちんカフェ」がオープン。イベント開催日には琴電屋島駅から臨時バスが運行する。問い合わせは街角に音楽を＠香川〈０８７（８５１）５８５５〉。

（四国新聞・2019/08/29掲載）

天空ミュージック２０１９

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