香川県仲多度郡琴平町内の店舗が毎月10日に限定メニューを提供するイベント「こんぴら十帖(じゅうじょう)」で、今月は歌舞伎をモチーフにした町のマスコットキャラクター「こんぴーくん」を載せたうどんが登場する。町内の旧金毘羅大芝居・金丸座では、第38回四国こんぴら歌舞伎大芝居が開かれており、まちの盛り上げに一役買う。


琴平町のキャラクターを使用した「こんぴーくんうどん」

琴平町のキャラクターを使用した「こんぴーくんうどん」


 こんぴら十帖は、金刀比羅宮の祭事がある毎月10日に合わせて町を盛り上げようと、町観光協会(漆原康博会長)が2022年から取り組んでいる。その日だけの限定メニューやイベントが行われ、人気を博している。
 「こんぴーくんうどん」を提供するのは、表参道沿いの「虎屋うどん」。オブラートに食用ペンで「こんぴーくん」を手描きし、白い煎餅に載せてトッピング。うどんはかけ、またはぶっかけで、桜の花をイメージしたピンク色の天かすを散らしている。
 こんぴら十帖ではこのほか12店も参加し、「飴(あめ)屋さんのいちご飴ソーダ」「ストロベリーチーズクリーム大福」といったスイーツや雑貨、うどんなどを販売する。詳しくはこんぴら十帖ホームページ〈https://www.konpira10.com/〉。

(四国新聞・2025/04/10掲載)


こんぴら十帖



関連情報