さぬきこどもの国(香川県高松市香南町)の西ウイングエリアの屋外遊具が新しくなり、子どもたちの人気を集めている。開園30周年に合わせたリニューアルの第1弾で、大空をイメージしたデザインの木製遊具が複数楽しめる。近年の厳しい暑さに備え、熱中症対策として屋根付きの休憩スペースも整備した。


西ウイングエリアに新たに完成した木製アスレチックゾーン=香川県高松市香南町、さぬきこどもの国

西ウイングエリアに新たに完成した木製アスレチックゾーン=香川県高松市香南町、さぬきこどもの国


 西ウイングエリアには1995年の開園当初に設置した五つの大型遊具が並んでいたが、香川県が開園30周年に合わせてリニューアルを計画。3年間で新たに三つのゾーンを順次整備する予定で、3月20日に第1弾となる「木製アスレチックゾーン」の利用を始めた。
 木製アスレチックゾーンは、形の異なる3本の滑り台やネットトランポリンなどを組み合わせた複合遊具「わくわく!エアポートコンビ」をメインに、ボルダリングが楽しめる壁やうんていなど対象年齢3~12歳の遊具を設けた。飛行機の形やイラストを取り入れたデザインで統一しており、休憩スペースの屋根も雲の形となっている。
 香川県は2026年度までに「家族で遊べるゾーン」「ロープネットゾーン」も整備する予定。「子どもの体力づくりや運動能力向上につなげ、幅広い年齢層の子どもや大人が利用できる場を目指す」としている。

(四国新聞・2025/04/27掲載)


さぬきこどもの国



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