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玉藻公園が開園70周年 記念グッズ3種製作 来月5、6日無料開放も
5月5日に開園70周年を迎える史跡高松城跡・玉藻公園(香川県高松市)が、節目を祝う記念グッズを製作した。開園記念日の同日から数量限定で販売する。
発売するのは、Tシャツ、かるた、缶バッジの3種。Tシャツは白地で、絵柄は坂出市在住のイラストレーター辻野由樹さんが手がけたデザインを使用。竜宮城をイメージした高松城天守に殿様や姫様、タイ、ヒラメなどを描いた色彩豊かな一枚に仕上がった。サイズはS~LLの4サイズで、1枚3500円(限定100枚)。
かるたは、天守再建への思いと堀を優雅に泳ぐタイをかけた四字熟語「鯛願城就」などの文字を記した24枚の取り札の中から、読み札が示すフォントで書かれたものを探す同公園オリジナルゲーム。200個限定で、価格は3500円。天守のイラストをあしらった缶バッジ(直径約7・5センチ、千個限定)も販売する。1個300円。
開園記念日に合わせて5月5、6日の2日間、園内を無料開放する。披雲閣では大老・井伊直弼の次女で、高松藩最後の藩主・松平頼聡の妻・弥千代姫が着用した帯を特別公開するほか、午後1時からと同3時からの各日2回、弥千代姫の物語を再現した朗読劇の発表(各回先着20人、参加費千円)もある。国指定重要文化財の艮櫓(うしとらやぐら)や月見櫓などの公開、親子で楽しめるクイズラリーも開催。5日午前10時半から高松城鉄砲隊による演武もある。
開園時間は午前5時半から(東門は同7時から)午後6時半まで。問い合わせは同公園管理事務所〈087-851-1521〉。
(四国新聞・2025/04/30掲載)