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19事業、県都華やかに アーツフェスタたかまつ 31日開幕 落語、クラシック、ミュージカル…
高松市民の文化芸術の祭典「アーツフェスタたかまつ2025」(同事業運営委など主催)が、31日から7月6日まで香川県高松市のサンポートホール高松など3会場で開かれる。寄席やクラシックコンサート、ミュージカルなど19事業で県都を華やかに彩る。
同フェスタは市民参加型の芸術活動を発表、鑑賞する場として1975年から開催しており、今年で51回目。
6月1日にサンポートホール高松であるオープニング事業「讃岐古事記 讃留霊王(さるれお)SARUREO」では市芸術団体協議会のメンバーが、日本武尊(やまとたけるのみこと)の皇子で讃岐を治めていたとされる「讃留霊王」の悪魚退治伝説の舞台を披露。邦楽や日舞、洋舞などジャンルを超えたパフォーマンスを繰り広げる。
同月7、8の両日に同ホールで公演する「Alice in TAKAMATSU Wonderland」は、公募で集まった100人がバレエやフラメンコなど多彩なダンスで「不思議の国のアリス」の世界観を表現。テーマパークなどの振り付け演出を手がけてきた関口佳絵さんを演出家として迎える。
「宇宙戦艦ヤマト」などおなじみの楽曲を中心に演奏する「高松トロンボーンフェスティバル」は7月6日に同ホールであり、今回は合唱とのコラボレーションで届ける。
このほか、ストリートダンスのコンテストや民踊など多彩なステージが楽しめる。
初日の31日午後1時からは丸亀町壱番街前ドーム広場でオープニングセレモニーが開かれ、フェスタに出演する4団体がパフォーマンスする。問い合わせは同事業運営委事務局、電話087-825-5010。
(四国新聞・2025/05/25掲載)