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音と遊びの世界 楽しんで 高松・7月20日「ロバの音楽座」コンサート 空想楽器作り体験も
中世・ルネサンス時代の古楽器やオリジナルの空想楽器で「音と遊びの世界」を創造する音楽集団「ロバの音楽座」(東京)による「ワークショップ&コンサート」(高松市文化芸術財団など主催、四国新聞社共催)が7月20日、同市のサンポートホール高松第1小ホールで開かれる。2年ぶりとなる高松公演では、子どもも大人も楽しめるファンタジックな空間を歌と音楽で彩る。
「ロバの音楽座」は立川を拠点に子ども向けの心温まるコンサートなどを開催。NHKEテレ「パンツぱんくろう」「いないいないばぁっ」などの音楽を担当、また、オリジナル曲が小学校の教科書に掲載されるなど活動は幅広い。
今回は、夢に挑戦する人たちが元気になるオリジナル曲を披露。絵本から飛び出したような楽器を使用し、踊ったり言葉遊びをしたり、次は何があるんだろうとわくわくするようなステージが繰り広げられる。
開演前には、空想楽器「ブーパク」を作る夏休みにぴったりなワークショップも開催する。ペットボトルに色を塗ったり顔を描いたりした後、コンサートの最後に一緒に合奏する。作った楽器は持って帰ることができる。ワークショップへの参加は別途申し込みが必要。
リーダーの松本雅隆は「私たちの柔らかい演奏を聴いて、素朴な夢を見てほしい」と来場を呼びかけた。
開演は午後1時半(開場は同1時)。入場料はおとな2500円ほか。問い合わせはサンポートホール高松、電話087-825-5010。
(四国新聞・2025/05/29掲載)