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変化に富む名曲の音色 高松交響楽団定演 22日・高松
高松交響楽団(佐々木啓隆理事長)の第132回定期演奏会が22日、香川県高松市玉藻町のレクザムホール大ホールで開かれる。ブラームスやロッシーニらによる作品を取り上げ、変化に富む音色でクラシック音楽の魅力を届ける。
メインとなるのはブラームスの「交響曲第4番」。ドイツロマン派の代表的な交響曲で、独創性やロマンを感じさせる円熟した作品と評されている。
幕開けを飾るのはロッシーニの歌劇「ウィリアム・テル」序曲。「スイス軍の行進」など一度は耳にしたことがある曲も披露する。続いて演奏するハチャトゥリアンの代表作「ガイーヌ」からは「剣の舞」など5曲をピックアップ。躍動感あふれる音色が聞きどころだ。
指揮は小森康弘(宇都宮市出身)。同楽団でタクトを振るのは初めてで、どのような音を紡ぎ出すのか注目が集まる。編成人数は約80人。
午後2時開演。入場料は一般2千円ほか(当日券あり)。問い合わせは事務局、電話090-9550-7441。
(四国新聞・2025/06/19掲載)