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「うどんそっくり」手袋驚き 東かがわ 万博出展、香川県内初公開
東かがわ市が大阪・関西万博に出展して話題を集めた「うどん手袋」が、同市湊の百十四銀行東かがわ営業部ロビーで展示され、うどんの麺を再現した繊細な縫製技術が、訪れた人たちを驚かせている。
うどん手袋は、手の甲部分にうどん麺そっくりの装飾をあしらったPR用の製品。市内の手袋やバッグなどの事業者とクリエーターがコラボして完成させ、万博会場では「職人の技術に驚いた」などと反響があった。今回の展示では、同時に万博に出品された縫製品の天ぷらうどんやきつねうどんなどの「讃岐うどん」シリーズも紹介。いずれも万博以外では初公開で、訪れた人たちは地域が誇る縫製技術に熱心に見入っている。
このほか、香川県東かがわ市引田が会場となる瀬戸内国際芸術祭の夏会期(8月1~31日)を前に、引田エリアの魅力を紹介するポスターやガイドブックなども展示している。
展示は8月29日までで、営業日の午前9時~午後3時。うどん手袋などは、7月28~31日に再び万博会場で公開するため、今月下旬から8月上旬までは百十四銀行東かがわ営業部での展示を取りやめる。
(四国新聞・2025/07/09掲載)