フルートフェスティヴァルｉｎかがわ　改元ちなみ「新世界」合奏　１５日・高松

　プロ、アマチュアの枠を超え、県内外のフルート奏者が一堂に集まる「第３１回日本フルートフェスティヴァルｉｎかがわ」（香川フルート友の会主催）が１５日、高松市玉藻町のレクザムホール小ホールで開かれる。改元にちなみ、ドボルザークの「新世界」を総勢約１００人で大合奏。ゲストには国内外で活躍する若手奏者の上野星矢を迎える。

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　フルートフェスでは毎回、全出演者が繰り広げるフルートオーケストラが見どころ。今回は「新世界」から第２楽章と第４楽章を演奏する。

　ゲスト奏者の上野は、世界的なフルート奏者の登竜門である「ジャン＝ピエール・ランパル国際フルートコンクール」で優勝し、パリ国立高等音楽院を卒業。今回は、ビゼーの「カルメン幻想曲」やテレマンの「無伴奏フルートのための１２のファンタジー」などを披露するほか、県内在住の奏者でつくる「クリシュナフルートアンサンブル」とも競演する。

　ジュニアアンサンブルや社会人グループによる演奏もある。指揮は名古屋フィルハーモニー交響楽団首席フルート奏者の富久田治彦。

　同会の都村慶子会長は「上野さんは一言で言い表せない魅力のあるフルート奏者。若い才能にぜひ触れてほしい」と話している。

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　開演前の午後１時１５分からは未経験者を対象にしたフルートの体験会もある。

　開演は午後２時。入場料は千円。問い合わせは同会事務局の多田、電話０９０（４９７２）５６９５。

（四国新聞・2019/09/12掲載）

第３１回日本フルートフェスティヴァルｉｎかがわ

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