ニュース NEW
善通寺一高生原案、パフェどうぞ 特産キウイ×カスドース カフェで限定提供
善通寺一高校(香川県善通寺市文京町)の男子生徒たちが授業で開発したスイーツを、同市内のカフェがアレンジして25日から限定メニューとして提供する。市特産のキウイと、姉妹都市・長崎県平戸市のカステラ風菓子「カスドース」から考案したスイーツ「キゥドース」を基にパフェにしたもので、8月9日まで販売する。
開発したのはいずれも3年の大北健太さん、熊谷大和さん、山下童慈さんの3人で、2年時に探究活動の授業で、市のPR策の一環としてスイーツ作りに挑んだ。3人とも菓子作りは未経験だったが、キウイソースを自作するなどして何度も改善。昨年12月には市のイベントにキゥドースの試食品を出し、評判となっていた。
その後、同校近くの旧善通寺偕行社にある「偕行社かふぇ」が、限定販売を提案。カフェでカステラを手作りし、アイスクリームやドライキウイ、生クリーム、杏仁(あんにん)豆腐などを加えて「キゥドースパフェ」とした。数量限定、950円。
開発で試作を担当していた大北さんは「いろんな方の協力で、満足いく形になった。多くの人に食べてもらい、これをきっかけに善通寺の魅力をもっと知ってもらえたら」と期待している。
偕行社カフェは水曜定休で、8月3日も午後は休み。同2日には、大北さんら高校生2人が店頭でPRする。
(四国新聞・2025/07/25掲載)