高松市塩江町の最明寺(堀川昌海住職)で、秋の訪れを告げるハギが見頃を迎え、訪れた参拝客らを楽しませている。見頃は25日ごろまで。



 ハギは豆科の低木。同寺には境内一円にハギが植えられており、ハギの名所として知られている。

 今年は、今月初めから咲き始め、現在8分咲き。白や赤紫色のかれんな花が境内を彩り、訪れた市民らは散策したり、本堂で抹茶を味わったりしながら、山里の秋をゆったりと満喫していた。

 今月末まで、「萩まつり」と銘打って多彩な行事を用意。14日はハギを使ったコースターや消しゴムはんこ、16日は組手コースター作りなどの体験のほか、21日にはサックス演奏とギターによる弾き語りなどのイベントを催す。

 堀川住職は「山寺ならではの季節感を楽しみながら、ゆっくりとくつろいでもらえれば」と話している。

 問い合わせは同寺〈087(897)0118〉。

(四国新聞・2019/09/13掲載)

最明寺


所在地 香川県高松市塩江町安原下第1号274
TEL 087-897-0118


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