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大相撲、12月13日に高松場所 あなぶきアリーナ初開催 「3世代で楽しめるライブに」
大相撲の冬巡業「高松場所」が12月13日、香川県高松市サンポートのあなぶきアリーナ香川で開かれることが決まった。県内での地方巡業開催は3年連続、高松場所は2年ぶりとなる。豊昇龍と大の里の両横綱の土俵入りや幕内力士の取組などを間近で堪能し、大相撲の生の迫力に触れられる。
あなぶきグループで構成する実行委が4日、同市内のホテルで会見して発表した。
同アリーナでの高松場所の開催は初めて。メインアリーナにこれまでの2倍を超える約8800席を設置し、小中高生の料金が半額になる子ども席を初めて設ける。
会見には日本相撲協会巡業部の枝川親方(元幕内蒼樹山)が出席。「今年に入って2人の横綱が誕生し、大相撲の人気が高まっている。香川の皆さんにも喜んでいただきたい」と述べた。地方巡業ならではの魅力を「お年寄りからお孫さんまで3代で楽しめる相撲ライブ」と表現し、「ピリピリした本場所と違い、力士も優しく写真やサインに応じるので、大相撲を身近に感じてもらえると思う」とアピールした。
高松場所は午前9時に開場し、力士の稽古を公開。正午ごろから、相撲の禁じ手を面白おかしく実演する「初切(しょっきり)」や力士が自慢ののどを披露する相撲甚句などがある。午後1時半ごろから幕内力士と横綱の土俵入り、幕内の取組が行われ、同3時ごろに終了する。
チケットはペアます席3万円、子ども席4千円など。5日からインターネットや電話で先行販売し、8日からネットやプレイガイドで一般販売を行う。問い合わせは大相撲高松場所実行委員会事務局〈087-802-5119〉。
(四国新聞・2025/08/05掲載)