讃岐うどんの薬味として欠かせない香川県産の青ネギや天ぷらで人気のサツマイモ、徳島県産のスダチの消費拡大を図るコラボフェアが21日、県内のうどん店で始まった。31日までの期間中、参加店が各食材を使った限定メニューを提供する。


生産者から青ネギとサツマイモ、スダチを受け取った香川社長(中央)=香川県高松市松縄町

生産者から青ネギとサツマイモ、スダチを受け取った香川社長(中央)=香川県高松市松縄町


 キャンペーンは、かがわ農産物流通消費推進協議会や徳島県すだち・ゆこう消費推進協議会などが主催。2010年から毎年実施しており、今年で16回目。
 参加するのは、うどん用の県産小麦を使用する「さぬきの夢応援店」に登録している70店のうち20店。「かんしょスティック酢橘(すだち)ぶっかけ」「ねぎみそうどん」など、各店がオリジナルうどんを販売する。
 この日、香川県高松市松縄町のさぬき麺業いしうす庵レインボー店でセレモニーがあり、生産者が同社の香川政明社長に青ネギとサツマイモ、スダチを贈呈した。
 同店では期間中、冷やかけうどんに輪切りのスダチをのせた「すだちうどん」(680円)、サツマイモやナスなどの天ぷらをトッピングした「野菜天ぶっかけうどん」(750円)を販売する。香川社長は「どちらも非常に暑い今の時季に合ったうどん。ぜひ食べに来て、夏の暑さを吹き飛ばしてほしい」と話した。
 キャンペーンに参加しているうどん店は、県のホームページで確認できる。

(四国新聞・2025/08/22掲載)


香川県 農政水産部生産流通課


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